空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。

イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。
子どもたちは夏休みに入りましたね!もうすぐお盆がやってきます。夏休みといえば、宿題。宿題といえば、読書感想文。そう、編集力が問われますね。大人が編集力をつけるには?といえば、イシス編集学校。今月も、皆さんの編集力を試すようないい機会を見つけて、熱い1か月にしていきませんか?
では、今日は2025年8月のDo-Sayをお届けします。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
(今月のカバー写真は8月のアイテム「すいか」)
2025年8月1日(金) ハイパーエディティングプラットフォーム[AIDA]、オンライン説明会
編集工学研究所主催「ハイパーエディティングプラットフォーム[AIDA]」オンライン受講についての説明会が開催される。イシス編集学校で学ぶ方向けには7月30日に、一般の方向けに8月1日にオンライン開催する。
お申込はこちら
▶関連記事 「日本で日本を破る」──Hyper-Editing Platform[AIDA]説明会(2025年7月30日・8月1日)
2025年8月2日、3日(土、日) 第43期花伝所 敢談儀、面接
花伝所の最後を締めくくるオンライン講座&面談。これまでの演習を振り返り、師範からの評価とアドバイスを携えて、師範代になるための最後のプログラムが開催される。
▶関連記事 「わたし、迷っています。」田中優子学長、セイゴオ誕生日に驚きの告白
▶関連記事 読み手は書き手を内包する~41[花]敢談儀 ようそこ先輩:吉居奈々師範
2025年8月3日(日) 第54期「破」突破日
[破]応用コースが、4カ月の編集稽古をすべて終え、修了を迎える。
▶ 関連記事 【54破開講】うどん、タトゥー、ちぐはぐ…カオスの縁から創発せよ!
▶ 関連記事 『ミッションインポッシブル』を翻案せよ!【54破】アリスとテレス賞物語編集術エントリー
2025年8月9日(土) オンライン学校説明会
イシス編集学校の学校説明会を開催。編集術を簡単に体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。
お申込はこちら
▶ 参考記事 自分の思考のクセを知り、表現の幅を広げる体験をー学校説明会レポート
▶ 参考記事 【オンライン】学校説明会 8/9(土)・8/28(木)に開催します
2025年8月13日(水) 玄月音夜會
松岡正剛校長はさまざまなジャンルのアーティストと親交を深めてきた。音楽家の方々と楽しんだ、音楽と言葉が交錯する“夜会”を引き継ぎ、全7夜のシリーズで開催する。8月のゲストは本條秀太郎さん。
お申込はこちら
▶ 関連記事 松岡正剛を偲ぶ、音楽と語らいの特別な夜「玄月音夜會」開幕
2025年8月23日(土) エディットツアースペシャル [ISIS花伝所]〜ISISの宝刀、師範代の編集術〜
編集学校の花伝所で学べる方法を、花伝所指導陣たちがわかりやすく説明。独自の「編集稽古」をワークショップ形式で体験する機会、ぜひご参加下さい。
詳細・お申し込みはこちら
▶ 関連記事 募集!【8/23(土) 花伝所・エディットツアー】AIにないものとは? センシングを磨く超編集術
2025年8月24日(日) 第55期[守] 卒門日
[守]基本コースが、4カ月の編集稽古をすべて終え、修了を迎える。
▶ 関連記事 「松岡正剛の方法にあやかる」とは?ーー55[守]師範陣が実践する「創守座」の場づくり
▶ 関連記事 守の目、鷹の目、目利きの目【伝習座 江戸のあやかり編集力】
▶ 関連記事 オテンバが夢中で駆け出す点呼前――55[守]開講
2025年8月26日(火) 「酒上夕書斎」(田中優子学長 ライブ配信)
5月から始まった、月1回のライブ配信。田中優子学長自らが、お気に入りの1冊を紹介する30分、次回は何の本が紹介されるか? 16時半から、YouTubeでお会いしましょう。
▶関連記事 江戸へと酔う、夏の夕べ ——酒上夕書斎 第三夕|7月29日(火)16:30~ YouTube LIVE
▶YouTube 田中優子の「酒上夕書斎」第二夕 (7分20秒 より本編スタート)
▶YouTube 田中優子の「酒上夕書斎」第一夕 (22分08秒より本編スタート)
▶関連記事 田中優子の酒上夕書斎|第二夕『S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析』ロラン・バルト /過去のまとめ(2025年6月24日)
▶関連記事 【見逃し厳禁】田中優子、ついに語りはじめる——読書家としての本領が明かされる「酒上夕書斎」スタート!
2025年8月28日(木) オンライン学校説明会
イシス編集学校の学校説明会を開催。編集術を簡単に体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。
お申込はこちら
▶ 参考記事 自分の思考のクセを知り、表現の幅を広げる体験をー学校説明会レポート
▶ 参考記事 【オンライン】学校説明会 8/9(土)・8/28(木)に開催します
2025年8月31日(日) 日本哲学シリーズ輪読座 新シーズン 第4輪
図解で古典を読み解く輪読座、この4月から新シーズンがスタート。今回は『古今和歌集』『新古今和歌集』両読み!
詳細・お申込はこちら
▶ 関連記事 ◎『古今』と「ボカロ」の相似性◎【輪読座「『古今和歌集』『新古今和歌集』を読む」第二輪】
▶ 関連記事 ★空海が準備し古今が仕立てた日本語の奥★【輪読座「『古今和歌集』『新古今和歌集』を読む」第一輪】
▶ 関連記事 ◎4/27スタート◎Adoは新古今!?『古今和歌集』『新古今和歌集』両読みで日本語の表現の根本に迫る【イシス唯一のリアル読書講座「輪読座」】
過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
第88回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月6日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 なお、今回から、各講座の師範陣及びJUSTライターによる「感門エディストチーム」が始動。多 […]
6月9日に開講した「多読ジムClassic25夏」も、夏らしい熱気をまといながら、無事に幕を下ろしました。 タドクラの本を読む筋肉=読筋(どくきん)を鍛える3つの読相術トレーニングは、なかなかにハード。すべ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 早いもので、9月を迎えます。今月は、多読アレゴリアの秋シーズン開講もあれば、コース修了を祝う感門之盟や、多読ス […]
田中優子の酒上夕書斎|第四夕『童謡画集』川上四郎(2025年8月26日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。見逃した方はぜひこちらの記事でキャッチアップを。 では、2025年7月に公開され […]
コメント
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2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。
2025-09-02
百合の葉にぬらぬらした不審物がくっついていたら見過ごすべからず。
ヒトが繋げた植物のその先を、人知れずこっそり繋げ足している小さな命。その正体は、自らの排泄物を背負って育つユリクビナガハムシの幼虫です。