『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
多読アレゴリアWEEK開催中!!!!!
12月2日のオープンに向けて、全12クラブが遊刊エディストを舞台に告知合戦を繰り広げます。どのクラブも定員に届き次第、募集終了です。すでに締切間近のクラブもいくつかあるので、希望のクラブに絶対入りたいという方はお早めの申込をオススメします!!!!!
身体の再編集で遊ぼう、我々は身体をここまで多面的に見たことがあるか!
身体は生まれたときから我々につきまとう。
しかし我々は、実は身体についてほとんど知らない。
身体はあらゆる地のもとで違った姿を見せる。
目的であり、手段であり、モノであり、コトである。
連続しており、断続している。
知覚体であり、メディアである。
身体多面体茶論は、身体の共読を通じて身体を巡る様々な編集を行うという野心的な場を提供します。
そして、自分なりの身体観をつくりあげるための場をしつらえる!のが本クラブです。
生物学者である中村桂子さんの著書『生命誌とは何か』には、こう書かれています。
人間の好奇心が、物の見方、つまり「観」という形で知として体系化されていった対象は、まず宇宙と人間でした。・・・宇宙はマクロコスモス、人間はミクロコスモスと捉えられていたのです。
我々は自分の身体についてあまりにも無知です。なぜなら、我々の注意はどうしても身体の外側にあるマクロコスモスに向けられがちなところがあるからです。それはいけません、勿体ない。
本クラブを機会に人間であるミクロコスモスに注意を向け、身体についての世界観、そして自分なりの身体観をつくっていこうじゃありませんか。
では、そのためにはどうするのか?
本サロンでは注意のカーソルを「身体」に向け、様々な本や体験を通して「身体を多読」していきます。「身体を多読」とは、われわれの「身体」を介して読む、ということです。
一即多、多読として多くを読み、それを共読として各個人が読んだ体験を共有する。そして、みんなが共有できる「多面的な身体観」を作り上げます。
ではなぜ、みんなが共有できる「多面的な身体観」を目指すのか。
中村桂子さんは、現代はみんなが共有できる世界観が持ちにくいといいます。ゆえに、
「新しい神話」をつくる必要がある、生きる喜びを大切にするための世界観をつくりあげたい、そのためには、自然・人間・人工の関係を明確にする必要がある
自然・人間・人工の関係を明確にする、その手段の一つとして「人間」を「人間の身体」と読み替えて新たな関係を構築します。そして「人間の身体」から「多面的な身体観」を作り上げることで、みんなが共有できる世界観ができると考えています。
「多面的な身体観」を作り上げるためのアプローチとして、XYZの3軸で毎シーズン進めていきます。
◆今シーズンの3軸と課題図書◆
X軸=進化 ・・・生きものとしての身体を知るという視点
中村桂子著『生命誌とは何か』講談社学術文庫
Y軸=美食 ・・・文化・文明を生み出した身体を知るという視点
ガイ・クロスビー著『美食を求める人類の旅』ニュートンプレス
Z軸=資本主義 ・・・資本主義のもとで取引される身体を知るという視点
カウシック・スンター・ラジャン著『バイオキャピタル』青土社
多読アレゴリア「身体多面体茶論」では、XYZの3軸で編集工学の視点から「身体」を多面的に読み解いていきますヨ。というと難しそうですが、まあ、エクササイズしたり、美味しいもの食べたり、投資したりするので、いたって「身体的」なんです(笑)。
誰もが一生つきあう「身体」について、日々新たな気づきが得られるワクワクドキドキなサロンをしつらえていきます。
みなさんの参加を茶論一同、くびを長~くしてお待ちしてます。
多読アレゴリア「身体多面体茶論」
【定員】20名
【開講日】2024年12月2日(月)
【申込締切日】2024年11月25日(月)
【受講費】月額11,000円(税込)
*2クラブ目以降は、半額でお申し込みいただけます。
1クラブ申し込みされた方にはクーポンが発行されますので、そちらをご利用の上、
2クラブ目以降をお申し込みください。
【開催期間】2024冬 2024年12月2日(月)~2025年2月23日(日)以後順次決定
お申し込みはこちらから
https://shop.eel.co.jp/products/detail/765
文:身体多面体茶論一同
アイキャッチ画像:身体多面体茶論×山内貴暉
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身体多面体茶論①:「身体」を斬る(導入編)
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音づれスコア:Coming soon
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2026-03-19
『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。