ランウェイで笑って 師範頌授与【81感門】

2023/03/19(日)21:31
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Mシャツと呼ばれ、感門之盟で、わずかな時間にお披露目されるグッズがある。

 

二期以上師範や番匠のロールを全うすると贈られる、吉村堅樹林頭と編集工学研究所の穂積晴明デザイナーの本気が詰まった、師範、番匠の激務を労うオリジナルグッズなのである。49[破]のMシャツのお披露目は、井寸房をランウェイに見立てて始まった。

 

 

 

 

ランウェイを意気揚々と歩く指導陣たち

 

 

華岡師範の笑顔とMシャツ

 

デザイナーの穂積さんにデザインの肝を聞いた。トーキングヘッズのアルバム『リメイン・イン・ライト』のアルバムをモチーフに、メンバー4人の顔を校長の近未来と、最も幼い顔に入れ替えている。一人の人間に中にある多様な
わたしがエディトリアリティであるという。


イシス編集学校では、たとえ一瞬、ひと時のものでも、編集の力が働いている。

 

 

 

佐々木局長から原田学匠へ、10期継続の記念に『写真集『Libraries』が贈られた。

おめでとうございます。

 

 

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  • 北條玲子

    編集的先達:池澤祐子師範。没頭こそが生きがい。没入こそが本懐。書道、ヨガを経て、タンゴを愛する情熱の師範。柔らかくて動じない受容力の編集ファンタジスタでもある。レコードプレイヤーを購入し、SP盤沼にダイブ中。

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コメント

1~3件/3件

若林牧子

2025-07-02

 連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。

川邊透

2025-07-01

発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

川邊透

2025-06-30

エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
 
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
 
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。