私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
山田細香
2025-07-03 14:07:59

「比類のない芸術精度は、よく練られた逸脱をもってしか表現できない」
空虚を配分する。決して高まらないで、意識を存分に低迷させて分散させる。どんなスコアにも、もうひとつのスコアがありうると確信する。こんなことがグレン・グールドにできていたなんて、いまでも信じられないときがある。
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2025-07-03 14:07:59
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私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
田中晶子
徹夜明けのスタッフに味噌汁を、停滞した会議に和菓子を。そこにはいつも微笑むイシス一やさしい花伝所長の姿があった。太極拳に義太夫と編集道と稽古道の精進に余念がない。
2001年9月、赤坂の編集工学研究所をはじめて訪ねた。20年以上前のことだが鮮明に覚えている。5期[守]の師範代試験の日だった。木村学匠(現・月匠)が、「松岡さんは、“編集学校は慈愛でいく”と言っているから、緊張せずに […]
ザリガニ先生とモーニング・トーク●3.27 エディットツアー[from札幌]
第78回感門之盟は「REMIX編集草子」。この春は学校中で、わっしょいの掛け声のようにREMIXの文字が乱舞しています。札幌在住の岩野範昭(花伝師範)と神尾美由紀(錬成師範)も、ペアを組んで3回目となる「3/27 エディ […]
「指南って、対話による意味の発見!」エディットツアー@指南モドキは楽しい
林朝恵花目付の進行で、尾島可奈子錬成師範、中村麻人花伝師範、深谷もと佳花目付が、指南の面白さを探訪する「エディットツアー@花伝篇」を開催。この春デビューする4人の新師範代(古谷奈々さん、宮坂由香さん、古澤正三さん、寺田悠 […]
『週刊花目付』アーカイブ紹介の前に、執筆者のプロフィールを一言。 ISIS花伝所を牽引する[花目付]。深谷もと佳は止まらない。本人は告白していないが、あるいは自覚していないかもしれないが、その奥で、ISISをもっ […]
「秘密のISIS式花園」探訪ツアー【フェスタオンラインツアー@花v2】
編集工学をライブ体験するなら師範代や師範の<指南>を受けるのが一番。さらにその奥、7週間で師範代の技術を身につけるISIS花伝所の育成プログラムは編集学校の秘伝中の秘伝です。プログラムの名は「花伝式目」。実践演習で修得す […]
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。