テレビアニメの主題歌に与えられる時間、航空機の非常時における全乗客脱出の許容時間、Instagramのリール動画の長さ、JR上野駅にあるセルフ駅そばでアツアツ蕎麦が出てくるまで、上空400km地点で国際宇宙ステーションISSが約693kmを飛ぶのに要する時間――これらに共通するのは「90秒」だ。人類はさまざまな90秒に挑戦してきたが、イシス編集学校にも90秒への挑戦者たちがあらわれた。
9月16日(土)感門之盟Day1、51[守]の卒門式がひと段落すると、本楼に軽快な音楽が流れた。♪でっきる~かな?でっきる~かな?♪昨年ついに髪型を変えて話題になったPerfumeの歌声とともに「90秒タイムアタック」がスタート。イシスの旬な講座やプロジェクトを1組90秒で次々に紹介していくという新コーナーだ。司会を務めるのは、万年坊主なのかと思いきやロングでソバージュをかけたり韓流スターのような髪型をしていたこともあるという学林局林頭・吉村堅樹。90秒が経過すると吉村にバッサリと切られる(髪は残る)緊張感のなか、果たして時間内に魅力を伝えることができるのか?!8組によるタイムアタック大疾走の様子を一挙にお届けする。
トップバッターは畑本ヒロノブ&重廣竜之コンビ。ふたりとも51[守]師範代として卒門式に登壇したばかりだが、ここでは“冊師”にロールを着替え、セイゴオ流の読書の「方法」を高速で連打した!
もっと深く、もっと速く、もっと幅広く本を読みたいなら、松岡正剛校長の方法に肖るのが一番!「セイゴオマーキング」で本をノートにして読書を深く!「目次読書法」でキーワードを追えば新書や文庫1冊が30分で読める!Seasonごとに変わる「課題本リスト」と読書記録ツール「BOOKing」があればジャンルも一気に広がる!多読ジムSeason16秋で多読モンスターになろう!
▲シゲヒロ(右)は今期で師範代登板7度目という超ベテラン。壇上も慣れたものなのか落ち着いてゆったりと語るシゲヒロに比べて、5倍速くらいでしゃべるハタモト(左)。
リハーサルではハタモトがしどろもどろになり制限時間をオーバーしてしまったが、本番ではズバッと90秒におさめてきた。さすが次世代編集ロボだ。吉村が「早送りのテープレコーダーみたいでしたね!」とコメントすると会場に笑いが起こり、どんな本も嚙み砕く鋼鉄の歯を見せて微笑むハタモトだった。
♣多読ジム♣
https://es.isis.ne.jp/gym
Season 16 秋
■コース期間:2023年10月9日(月)~12月24日(日)
■お申込み :https://shop.eel.co.jp/products/detail/575
■受講資格 :[破]応用コース修了者
二番手は福澤美穂子。「イシス一不思議なメタファーを使う師範」と吉村から紹介されてマイクを握った福澤は、「食欲の秋ということで[遊]物語講座を〈食べ物〉に見立てて紹介します」といきなりメタファー全開で挑んだ!
物語講座は方法満載、編集力総動員の〈松花堂弁当〉、カリキュラムはぜんぶで3つあります。
その1.〈三色どんぶり〉のような「窯変三譚」
食べる人みんなが笑顔になる〈炒り卵〉っぽい「落語」に、隠し味が決め手の〈鳥そぼろ〉的な「ミステリー」、そして〈きぬさや?桜でんぶ?〉と型を自由に自分で決めていく「幼な心」の三色です。
その2.〈闇鍋〉っぽい「トリガー・クエスト」
何が起こるか分からない、引き当てたものをどうにかおいしく食べるしかないのがこのお題。偶然を必然にする力が鍛えられます。栄えていた恐竜が隕石の衝突で絶滅するほどの衝撃を受けながらも新しい生命が芽生えていくような、思いもよらない物語が書ける、私のイチオシのお題です。
その3.熟練の技から生まれる〈バームクーヘン〉的な「編伝1910」
それは…
ここでまさかのタイムア~ップ!!
▲福澤が手にしているのは「これが見せたかったんです~」という「綴墾巻(てっこんかん)」。物語講座で受講者たちが創り上げた作品は製本されて、修了時に手渡される。
「福澤美穂子史上、一番の早口でしゃべったんですけどね~!」と吉村に称えられながらも、誰も早口だったとは気づかない落ち着きぶりは、純情可憐な乙女のような福澤の持ち味だ。だがタイマーがラスト5秒を回った途端「あ゛~う゛~」と怪しい呻き声を上げてうろたえる福澤に心を射抜かれる人が続出。新たな一面を垣間見せた物語モンスター福澤は、吉村が「イシス一面白い講座」と豪語する物語講座でみなさんを待っている。
♣[遊]技法研鑽コース 「物語講座」♣
https://es.isis.ne.jp/course/yu-narrative
第16綴
■コース期間:2023年10月9日(月)~2024年2月4日(日)
■プログラム:窯変三譚/トリガー・クエスト/編伝1910
■お申込み :https://shop.eel.co.jp/products/detail/573
■受講資格 :[破]応用コース修了者
三番手で登場したのは「子どもプランニングフィールド」の景山卓也だ。感門之盟にあわせて創刊したZineの編集長も務めた景山は、できたてホヤホヤの一冊を手に90秒にアタック!
これが今日創刊したZine「あそぼん」です。子どもとおとなが一緒にお題をたのしんであそぼう!という意味を込めて名づけました。松岡校長の雑誌『遊』にも肖っています。イシスで学んできた「編集」を子どもにも手渡したい。そう願う大人たちが集う「子どもプランニングフィールド」で企画、執筆、公正、印刷、値付けまですべてやりました。ひとりじゃできないことをメンバーが協力してメディエーションに向かったプロセスがおもしろい。まさに「編集」です。
創刊号のテーマは「ゲーム」!編集かあさんによる11歳の少年へのインタビュー、絵本のゲーム性を解剖したコラム、あるお母さんのお手製カードゲームの歓喜と挫折の物語など、盛りだくさんな内容です。500円で限定300部。ぜひ手に取ってください!子どもプランニングフィールドにもぜひご参加をー!
▲家に帰れば小さな子どものお父さんでもある景山にはもうひとつの90秒タイムアタックがあった。それは家をあけて感門之盟に参加するための家庭内タイムアタックだ。子どもプランニングフィールドにかける熱情で奥さまのハートをあたため、無事に「いってらっしゃい」のチュウをもらった(?)
「編集かあさんは多いんですが、まだまだ編集とうさんは少ないんですよね!」吉村の言葉に大きく頷く景山だった。
♣子どもプランニングフィールド♣
https://es.isis.ne.jp/news/project/2757
■対象:応用コース[破]のプランニング編集術を「子ども×編集」に生かしてみたい方
■『あそぼん』:https://shop.eel.co.jp/products/detail/607
続いて登壇したのは阿曽祐子。いったい何を語るのか。90秒、よーいスタート!
松岡校長が毎晩就寝前にチェックするメディアが「遊刊エディスト」!読みはじめると面白くて覚醒してしまって眠れなくなるというのが悩みだそう。「イシスを見れば世界が分かる」と校長がいうエディストの7月公開記事をいくつかピックアップ![AIDA]ボードの山本貴光さんインタビュー、本屋大賞本の紹介、[守]の稽古模様、イシスの推しメン、マンガのスコア増補版、ISIS wave、オツ千、花伝師範エッセイ、編集用語辞典、おしゃべり病理医、近江ARS。たった10日でこれだけのバラエティ!遊刊エディストには編集のヒントが満載です。そして書き手も募集中!手を挙げればイシスのイベントに潜り込むことが可能、エディスト編集部のサポートも受けながら編集稽古し放題、書きたくなったら阿曽まで連絡を!
▲[守]基本コースの師範を務めながら松岡校長のプロジェクト「近江ARS」を詳細にまとめて記事にしてきた阿曽。まもなく開講の52[守]では講座全体を見守る”番匠”ロール初登板!
時間ピッタリ、余裕でガッツポーズする阿曽は完璧にやり遂げたように思えた。だが、阿曽はひとつ重大な言い間違えをしていた。「松岡校長は毎日エディストを読みはじめると面白くて覚醒してしまって眠れなくなる」というところでこう言った。「毎日エディストを読みはじめると…眠くなる」。何事もなかったかのように喋り続けた阿曽を見ながら、松岡校長は手を叩いて笑っていた。
♣遊刊エディスト♣
■ただいま募集中!
イシス編集学校/編集工学研究所 主催のワークショップやイベント情報も随時更新しています
https://edist.ne.jp/list/events/
五番手の原田祥子は、はるばる福島からやってきた。いけいけの51[守]師範代からおせおせのセールスレディになりかわり、吉村が編集長を務めた『情報の歴史21』(略してジョーレキ)を抱えて、レッツタイムアタック!
(いきなりマイクの音声が聞えずお口パクパクで7秒ロス!)
ひとつ、ジョーレキは連想である!ジョーレキ自体がお題です。型で埋め込まれた歴象が、連鎖的にあなたの情報を呼び起し、歴史の対角線が引かれます。
ふたつ、ジョーレキは照合である!ターゲットに向かうベースです。山本貴光さんは「企画や文章を書くうえで、必ずジョーレキに触れてから始める」と語ります。
みっつ、ジョーレキは冒険である!NTT民営化の企画本でスタートした情歴は、田中優子さん、上野千鶴子さんはじめ一流文化人による編集の結晶。前代未聞の作りはもちろん、これからも編集学校で学んだ私たちの手によって進化と冒険を続けます。
昨年40人プロジェクトによる、検索機能が備わった電子版をリリース。また佐藤優さん、ヤマザキマリさん他、知の最前線で活躍する豪華ゲスト陣によるジョーレキ活用術の貴重なアーカイブも販売されています。特に大澤真幸さんの回は必見![破]でもジョーレキを手本にするお題が待っているのでぜひひとり一冊…
おおっと、ここでタイムアッ~プ!
▲ジョーレキのカバーカラーと同じ黄×青で全身編集!
まだ話したいことがあるようだったが、吉村にバッサリ切られたセールスレディーはジョーレキをカメラに向けて満面の笑みで立ち続けている。すると吉村の方が話し始めた。「[破]ではクロニクル編集術というジョーレキを使った稽古もあります」「電子版は検索もできて2021年のページも追加されています」「ぜひひとり一冊、手に入れてください!」吉村をセールスマンにしてしまった原田、してやったりだ。
♣『情報の歴史21』♣
https://www.eel.co.jp/works/jo-reki21
■パラパラめくれる書籍版 https://shop.eel.co.jp/products/detail/251
■サクサク検索できる電子版 https://shop.eel.co.jp/products/detail/494
■「『情報の歴史21』を読む」イベントシリーズ 全7回分アーカイブ動画 https://shop.eel.co.jp/products/detail/497
「本日は感門之盟ということで『門』がテーマ。卒門があれば入門もある。さらに入門の前で迎えている人がいます」吉村にこう紹介されて登壇したのは福井千裕だ。いざ、タイムアタック!
わたしの顔に描かれているQRコード、これがイシスの入口です。ひとりでも多くの人に編集学校を体験してもらいたい!そう思っていたら、今朝QRコードが顔にくっついてました。QRコードの略はQuick Respose、でもここではQuest for Revolution、革命への冒険と呼ぶことにします。イシスには[守][破][離][花伝所][多読ジム]たくさんの講座がありますが、入口はたった2つ。ひとつが編集力チェック!(左頬を指さす)、もうひとつがエディットツアー!(右頬を指さす)、それぞれのウリをササッと紹介!
編集力チェックは、無料!3分でできる!2題も指南が返ってくる!これをやらない手はありません。エディットツアーは本楼に来られる!毎週やってます!感門之盟翌日もやっちゃいます!イシスの楽しみを独り占めしないで~というわけで、いますぐこのQRコードを知り合いに送ってください!
▲松岡校長に「明日もやってね」とさらりと言われ、翌日は別ヴァージョンで顔面編集をした福井。2日間で計4時間ほど、この顔で世田谷線と京王線に揺られていたらしい。
Zoom上には映っていなかったが、福井が壇上から次々に飛ばすフリップを吉村がせっせと拾っていた。ガードマンに映画助監督、神父に僧侶、塾講師もスナックホストも介護ヘルパーもゲームデバッカーもやっていたという謎すぎるプロフィールを持つだけに、司会をしながらお片付けもする、フットワークが軽い林頭だった。
♣編集力チェック♣
https://qe.isis.ne.jp/index/taiken001
♣エディットツアー♣
https://es.isis.ne.jp/experience
■対象:どなたでも参加可
タイムアタックもあと2組。7番手で登場したのが牛山惠子だ。イシス編集学校でも意外と知られていないエディストカメラ部あらため「倶楽部撮家」をアピールすべく、90秒にチャレンジ!
これは8人のカメラマンが撮影した千夜千冊エディション『昭和の作家力』。ある人はモニターをスクリーンに見立て(林朝恵)、ある人は帰宅後深夜に露地を彷徨い(阿久津健)、多重露光で躍らせ(後藤由加里)、車のヘッドライトで照らし(宮坂由香)、旅先の小料理屋でタイムスリップし(西村慧)、夕方のシャンデリアに照らし(牛山惠子)、朝焼けの門扉にかざし(福井千裕)、仕事の昼休みに空を見上げて(木藤良沢)昭和の作家の面影をビジュアル編集しました。2022年、3人のカメラ部として発足し、2023年に出世魚した。諸子百家のように流派を目指していけという校長の檄を感じながら活動。写真は遊刊エディストとInstagramで公開中。ぜひインスタのフォローもしてくださいね!
▲牛山が手にしているのは校長の書。エディスト関連のチームは他にもいろいろあるが、校長に名付けられたのは初だった。今年の5月ごろに「倶楽部撮家」の命名を聞いて、エディスト編集部の編集長も務める吉村は「いやあ、うらやましいですねえ。エディスト編集部とか最初からやってますけど、そのままですからね^^;」と嫉妬していた。
倶楽部撮家のリーダーを務めるのは後藤由加里。実はこのコーナーの冒頭に、イシスきってのエディットデモンストレーターであるカメラマン後藤に吉村がインタビューをしていた。その様子は、また別便で。
♣イシス編集学校 Instagram♣
https://www.instagram.com/isis_editschool/
最後に登壇したのは学林局の衣笠純子。イベントのビデオ撮影やzoom操作など映像演出をする黒服軍団のリーダー(女番長?)だ。いよいよ〆のタイムアタック、よいスタート!
イベントといったら黒膜衆が欠かせない。2020年のコロナが流行ってから黒膜衆の活躍の場が広がりました!ということでまずはメンバー紹介!スイッチャーうらら~~~(中島麗)、イベントの要を握る女!メインカメラはケンジ・モリモト~~~(森本研二)、何台ものカメラを操る!おしゃれなカメラはケン・アクツ~~~(阿久津健)、さっきまで師範だったのに黒膜でも大活躍!Zoomはウシロダ~~~(後田彩乃)、物語巫女として有名!フロアはタケダ~~~(武田英裕)、タイムキープもマイク回しもなんでもやっちゃう頼れるアニキ!
そんな黒膜衆はメンバー大募集中!メンバーになるといろんな特典が。年間30本以上あるイベントに参加できる!松岡校長が座長を務める[AIDA]にも出れちゃう。イベントのアーカイブ映像も見放題!黒膜Tシャツももらえちゃう!黒膜Tを着て、ぜひ一緒に世界をつくりましょう!
▲黒膜Tシャツをデザインしたのは、編工研デザイナーの穂積晴明。黒膜衆の仕事道具のひとつに、道具の置き場所や立ち位置の目印などに使うテープがあるが、テープでも再現できるように「黒膜衆」の文字が直線でデザインされている。ちなみに幕ではなく、膜なんです。
「黒膜衆だけカメラワークが豪華になってましたね!」と吉村に言われて「つい使っちゃいました…」と笑う衣笠は、元・劇団四季のミュージカルシンガーでもある。「ライオン・キング」や「ジーザス・クライスト=スーパースター」などの大舞台に立ってきただけあり、ひとりだけマイクの通りが良すぎて音声さんは慌ててボリュームを調整したらしい。
以上、感門之盟初の90秒タイムアタックは盛況のうちに終わったが、まだ成功とはいえない。これをきっかけに、未知への編集をおもしろがるエディットモンスター「Q獣(きゅうじゅう)」が次々にあらわれてくれば大成功だ。
撮影:後藤由加里、小山貢弘
福井千裕
編集的先達:石牟礼道子。遠投クラス一で女子にも告白されたボーイッシュな少女は、ハーレーに跨り野鍛冶に熱中する一途で涙もろくアツい師範代に成長した。日夜、泥にまみれながら未就学児の発達支援とオーガニックカフェ調理のダブルワークと子育てに奔走中。モットーは、仕事ではなくて志事をする。
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