外国語から日本語への「翻訳」もあれば、小説からマンガへの「翻案」もある。翻案とはこうやるのだ!というお手本のような作品が川勝徳重『瘦我慢の説』。
藤枝静男のマイナー小説を見事にマンガ化。オードリー・ヘプバーンみたいなヒロインがいい。
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!そのなかからエディスト編集部メンバーが厳選した、もう一度読みたい注目の”今月の推しキジ” をお届けしています。
今回は、2024年12月に公開された記事の中から選ばれた記事をご紹介します。それでは、さっそく先月の推しキジ、発表~です!!
【ほんのれんラジオ番外編】(あと1回で)100回記念!!おすすめエピソード紹介&Podcast Weekendで出会ったオススメ番組のご紹介!★重大ニュースもあるよ
2021年7月に、遊刊エディスト上でいきなり始まった聞くメディア、「オツ千」から約2年後に誕生した「ほんのれんラジオ」です。ほんのれん編集部のはるにゃさん、ニレさん、おじーさん、ウメコさんの女性4名のほんわかボイスが、脳を柔らかくリラックス(油断)させたところに、それぞれがドキリとするような本の読みを展開させてくれます。この緩急たるや、やみつきファンも多いことでしょう。12月に100回記念と題して収録された番外編は、実は99回だったと収録後に気づくド天然っぷりもチャームの一つです。「ほんのれん」が毎月取り上げる本や旬感ノートを手に、一人で黙読したり考えている時には気づかない、ノイズや思考の揺れを実感しながら本の奥へのダイブしたくなるメディアです。── 大濱 朋子
マツコ’s Plus One!
ほんのれん関連イベント、詳細情報~
【参加者募集中】本と問いで対話する!1/22(水)ほんのれんオンライン旬会 第1回 開催します!
【本屋でほんのれん】1/27(月)〜ジュンク堂書店池袋本店にて、ほんのれんフェア開催します!!
マツコ’s Plus one!🐶
ほんのれんラジオでも活躍のウメコ。色々なエディスト記事を執筆するエディスト・ライターです。今月はマツコからのおすすめウメコ記事を勝手にクローズアップ!
★ちょうど大濱さんも登場した師範鼎談でみせる、深い部分を引き出しているウメコ。
【師範鼎談・前編】世界はそういうふうに出来ている――[離]を終えて手にした世界観とは
【師範鼎談・後編】みんな師範になればいい!――師範だからこそ感じられる生態系
★ISIS co-misson の難しいお話も昇華するウメコ。
【ISIS co-mission INTERVIEW02】武邑光裕さん―ポストYouTube時代、深いものを発信せよ
【ISIS co-mission INTERVIEW01】田中優子学長―イシス編集学校という「別世」で
★佐藤優さん専属か?と思わせるほどの魅力たっぷりに言葉を尽くすウメコ。
【AIDA】佐藤優さん独占インタビューを公開しました
★山根師範への愛があふれる筆力を見せるウメコ。
【追悼】笑顔と緩性の師範:山根尚子さんインタビュー(前編)
【追悼】笑顔と緩性の師範:山根尚子さんインタビュー(後編)
★書き残すことに使命を感じた近大感門之盟ルポなウメコ。
マンガ界の清水ミチコを目指す?! 田中圭一がモノマネ漫画を描く理由
松岡校長が筆に託した願いとは 地域支所に書の授与【20周年感門】
★その他、多彩なウメ子記事はこちらからどうぞ

ー 応援ファンファーレでPick!
エディストチーム渦で昨秋からスタートした新連載の一つ。[守]講座を受講している中学生の息子さんの稽古模様を、師範代経験者の親視点で綴ったシリーズです。今回選んだ第4回では、番選ボードレールのお題に取り組むプロセスが描かれています。
この連載の魅力は、普段は窺い知ることができない、学衆が回答に至るプロセスを垣間見える面白さだけではありません。「親であり師範代」である筆者が、「子どもであり学衆」である息子さんとの関係を編集しつつ繰り広げる対話の妙にあると思います。
第4回では、自作のPCゲームを作ることができるほどのデジタルネイティブで、「辞書なんてネットで調べられるでしょ」という息子さんへ、筆者が無理強いにならないような絶妙な塩梅で、面白い紙の辞書を一つ・二つと手渡していきます。親の意向を押し付けるのではなく、まず、子どもの関心やふるまいを起点にした上で、次のかける言葉や行動を選んでいく。そんな相互的な振る舞いに、師範代然としたものを感じました。
守の初受講の時、「同じように対話できる存在がいたら編集稽古がますます充実しただろうな」とうらやましくなりました。卒門の暁に、息子さんの世界がどう広がっているのか、一読者としてこれからも楽しみにしています。 ──上杉 公志
◎<特報>『問いの編集力』刊行記念イベント:初めて語る松岡正剛直伝「五夜読み」
『問いの編集力』刊行記念イベントを、JUSTライター・畑本ヒロノブさんがレポートしてくださいました。
著者・安藤昭子が本を執筆するきっかけとなった「五夜読み」や、セイゴオ流「不足」を立ち上げるコツなど、安藤さんが松岡校長から直伝で手渡された教えを講演のエッセンスとしてまとめています。「不足を立ち上げるコツ」は手帳にメモして何度でも振り返りたいです。内容はぜひ記事をご覧ください。─後藤 由加里
マツコ’s Plus one!🐶
★畑本ヒロノブさんをゲストにした新春放談はこちら~
2025新春放談 其の参 – イシス随一のマエノメリな姿勢が武勇伝をつくる
★チーム渦が安藤昭子さんの『問いの編集力』をレビューした記事はこちら~
『問いの編集力』×3× REVIEWS
編集用語辞典も区切りの20回目まであと一回。用語の極め付けとも言える「イシス」を今回は取り上げている。正月の放談にも登場した丸洋子さんが、さまざまな書籍、イベントからの引用を織り交ぜながらやわらかなタペストリーを編み上げてくれている。さて、20回目はどんな編集用語辞典になるか。楽しみに待ちたい。── 吉村 堅樹
マツコ’s Plus one!🐶
丸洋子さんが登場した新春放談はこちら~
2025新春放談 其の伍 – ひと文字から広がるシソーラスが自由の境地をひらく
以上、2024年12月の記事から、エディスト編集部の”イチ推し” を厳選してお届けしました。
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エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
新春1/10スタート! 佐藤優が日本を語る「インテリジェンス編集工学講義」映像公開!
万巻の書を読む。難読古典を我がものとする。 松岡正剛、立花隆、池上彰、高山宏といった博覧強記と言われるものたちが、どのように本を読み、知を血肉化しているのか。誰しもが、その方法に関心をもつのではないだろうか。 &nb […]
田中優子の酒上夕書斎|第七夕 『江戸から見直す民主主義』(2025年12月23日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
鈴木健×田中優子緊急対談「不確かな時代の方法としての政治~PLURALITYと相互編集~」
鈴木健×田中優子緊急対談「不確かな時代の方法としての政治~PLURALITYと相互編集~」がYouTubeイシスチャンネルで公開されました。 田中優子学長が以前より熱望していた鈴木健さん(東京大学特任研究員 […]
編集部が選ぶ2025年10月に公開した注目のイチオシ記事6選
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。 2025年10月といえば、日本人のノーベル賞受賞にわき、女性首相がは […]
【12/23火】編集×音楽×食を満喫! エディットツアー・クリスマス特別編、今年も開催!
〈編集〉とは、雑誌編集や動画編集などの特定の分野に限られた行為ではありません。私たちは普段の生活の中でもたくさんの〈編集〉を行っていることをご存知ですか? 仕事のために身支度をしたり、通勤の移動中に音楽を聴 […]
コメント
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2025-12-25
外国語から日本語への「翻訳」もあれば、小説からマンガへの「翻案」もある。翻案とはこうやるのだ!というお手本のような作品が川勝徳重『瘦我慢の説』。
藤枝静男のマイナー小説を見事にマンガ化。オードリー・ヘプバーンみたいなヒロインがいい。
2025-12-23
3Dアートで二重になった翅を描き出しているオオトモエは、どんな他者に、何を伝えようとしているのだろう。ロジカルに考えてもちっともわからないので、イシスなみなさま、柔らか発想で謎を解きほぐしてください。
2025-12-16
巣の入口に集結して、何やら相談中のニホンミツバチたち。言葉はなくても、ダンスや触れ合いやそれに基づく現場探索の積み重ねによって、短時間で最良の意思決定に辿り着く。人間はどこで間違ってしまったのだろう。