イシスDO-SAY 2025年4月

2025/03/24(月)08:30
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イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。

 

少し早いですが、4月のDo-Sayをお届けします。

 

3月は日本中で多くの方々が年度末を迎えますよね。そんななかで、イシス編集学校の3月は感門之盟が3回に分けて行われるという、感門特集月間になっていました。

最後を飾るのは、3月29日、[遊]物語講座17綴の績了式です。ここには、漫画家の近藤ようこ氏がゲスト参加!!!物語に関心のある皆様は、講座受講者以外も、もちろん参加が可能です。ぜひさらに物語への知見を深める機会に、ご活用ください。

 

 

そして、迎える4月の最初に予定されているのが、4月5日の伝習座です。伝習座は2024年から装いを新たに、新スタイルでリニューアルされました。これまでの伝習座は、指導陣のみへのクローズドな研鑽の機会でした。それがいまや、Live配信・無料公開してしまうというほどにオープンな学びの機会になります。今回は、田中優子学長が講義を担当、「江戸のあやかり編集術」についてお話しいただきます。こちらもどうぞお見逃しなく。

 

 

さあ、編集爛漫、編集満開な春ですよ~。

今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます!

(今月のカバー写真は、4月のアイテム「桜餅」)

 

2025年3月29日(土)ISIS Festa&感話集 with近藤ようこ氏

吉村堅樹林頭たっての希望で、漫画家の近藤ようこさんをゲストにお迎えし、[遊]物語講座17綴の績了式を《ISIS FESTA SP&第87回感門之盟 感話集》として開催。どなたでもご参加いただけます。

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2025年4月5日(土)第179伝習座 開催

「江戸の肖り編集術」をテーマに、田中優子学長の講義入り伝習座が行われる。すべての方が無料で視聴できる新スタイル、どうぞご参加下さい。

詳細はComing soon!

 

2025年4月12日(土)オンライン学校説明会

イシス編集学校の学校説明会を開催。編集術を簡単に体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。

お申込はこちら

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2025年4月14日(月)第54[破] 開講

第54期[破]が開講を迎える。お申し込み締め切りは3月30日、お急ぎください。

詳細・お申込はこちら

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2025年4月19日(土)創守座 開催

次回基本コース[守]の開講を控える指導陣たちが一堂に会して行う研鑽会が開催される。

基本コース[守]、詳細・お申込はこちら

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2025年4月20日(日)第43期[ISIS花伝所]編集コーチ養成コース 受講ガイダンス

師範代養成コースが始まる。この日は、受講者必須参加のガイダンスを開催。花伝所へご参加の方は、お急ぎください。

詳細・お申込はこちら

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2025年4月24日(木)Hyper-Editing Platform [AIDA]  AIDA OP(アイダオープン)2025開催

編集工学研究所が主催する次世代リーダーに必須の編集力を鍛えるリベラルアーツ・プログラム「Hyper-Editing Platform [AIDA]」。2025年10月開講に先立ち、 [AIDA]を体験できるイベント「AIDA OP(アイダオープン)」を4月24日(木)に開催。ゲストに社会学者 大澤真幸さんが登壇。ご参加お待ちしています。

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2025年4月25日(金)オンライン学校説明会

イシス編集学校の学校説明会を開催。編集術を簡単に体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。

お申込はこちら

関連記事 【オンライン・無料】3月11日(火)に学校説明会開催します

 

2025年4月27日(日) 第55期[守]基本コース、申込締め切り日

基本コース[守]が開講。今シーズンは、田中優子学長が初めて師範代に挑戦する期。ご一緒に、新たなことに挑戦してみたい方は、新しい学びをどうぞ。ご参加お待ちしています。

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2025年4月27日(日) 日本哲学シリーズ輪読座 新シーズン 開講

図解で古典を読み解く輪読座、この4月から新シーズンがスタート。今回は『古今和歌集』『新古今和歌集』両読み!

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2025年4月30日(水)オンライン学校説明会

イシス編集学校の学校説明会を開催。編集術を簡単に体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。

お申込はこちら

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  • エディスト編集部

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    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-22

 小学校に入ってすぐにレゴを買ってもらい、ハマった。手持ちのブロックを色や形ごとに袋分けすることから始まり、形をイメージしながら袋に手を入れ、ガラガラかき回しながらパーツを選んで組み立てる。完成したら夕方4時からNHKで放送される世界各国の風景映像の前にかざし、クルクル方向を変えて眺めてから壊す。バラバラになった部品をまた分ける。この繰り返しが楽しくてたまらなかった。
 ブロックはグリッドが決まっているので繊細な表現をするのは難しい。だからイメージしたモノをまず略図化する必要がある。近くから遠くから眺めてみて、作りたい形のアウトラインを決める。これが上手くいかないと、「らしさ」は浮かび上がってこない。

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025