草むらで翅を響かせるマツムシ。東京都日野市にて。
「チン・チロリン」の虫の音は、「当日は私たちのことにも触れてくださいね」との呼びかけにも聴こえるし、「もうすぐ締め切り!」とのアラートにも聞こえてくる。

芽吹きの春から滴りの夏へ。いよいよ熱を帯びてきた多読アレゴリアの旬をお届けします。松岡正剛より「支度天」の名を受けたダンドリ仕掛け人・武田英裕キャスターと共に、守師範の一倉広美がアシスタントをつとめる『多読アレゴリアTV』!どうぞ、ご覧ください。
石の上にも三年、三人寄れば文殊の知恵、仏の顔も三度まで、三代続けば江戸っ子など、3は”つづく”と”かわる”がせめぎ合う不思議な節目の数字である。繰り返すことで習慣になっていき深みが増していく一方で、慣れることは、飽きることも連れてくる。他のクラブが気になって来た人も多いはずだ。しかし、大丈夫。多読アレゴリアなら3クラブ目の浮気もオッケー。イシスの国のサグラダファミリアで、あれもこれも多読しよう!
▼どんどん外へ!行く春の多読アレゴリア
武田:いよいよ、3シーズン目に突入ですね
一倉:早いですよね~。クラブも続々増えています。
武田:怒濤の冬シーズンが終わり、春はどんな特徴がありました?
一倉:外でのクラブ活動が多く、あちこちでインベントが華やいでましたよ。
武田:たしかに、歌人と花人による松岡正剛校長を偲ぶ会や身体感覚をスコアにして肉を焼く西麻布でのバーベキューなど、クラブの色がでてきたね。
一倉:海外にいったクラブもあったようですよ。台湾なんて羨ましい~。
武田:春から始まった「MEditLab for ISIS」は医学を身近にするゲーム作りが楽しそうだったし。
一倉:「着物コンパ倶楽部」は同伴の買物を経験しました。
武田:多読アレゴリアはインターネットでもテキストのやりとりはしているけど、より外に、社会や世界にむかってリアル空間に飛び出したともいえるね。
一倉:夏からはじまる「倶楽部撮家」もまさに外にむかっていきます。カメラのフレームから世界を読む…なんてかっこいい~。
武田:イシス編集学校などで行われるイベントでも撮家たちが活躍しそうなクラブだね。
一倉:いや~、あっちもこっちも入りたい!クラブ絞りきれないですねぇ。しかも!津田一郎さん監修のクラブ【カオス的編Rec】は、期間限定のクラブらしいですよ。
武田:え、なんで?
一倉:それは…アレゴリアTVを見てください!
各クラブの記事、過去のアレゴリアTVはコチラから!
【Archive】多読アレゴリア:イシス発!クラブ文化の饗宴
文:一倉広美
アイキャッチ画像:山内貴暉
多読アレゴリア2025夏
【申込】https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025summer
【定員】490名(クラブによって定員は異なります)
【開講期間】2025年6月2日(月)~8月24日(日)
【受講資格】どなたでも受講できます
【受講費】月額11,000円(税込)
※ クレジット払いのみ
※ 初月度分のみ購入時決済
以後毎月26日に翌月受講料を自動課金
例)2025夏申し込みの場合
購入時に2025年6月分を決済
2025年6月26日に2025年7月分、以後継続
募集開始★多読アレゴリア 2025・夏スタート!!!!!!!
▼倶楽部撮家
写真仲間求む!編集術でカメラと戯れる【倶楽部撮家】が多読アレゴリアにやってきた
▼カオス的編Rec
津田一郎監修クラブ【カオス的編Rec】誕生!科学的読書法に学び、「Qの地図」を描く
▼勝手にアカデミア
▼軽井沢別想フロンティア
▼大河ばっか!
▼EDO風狂連
▼よみかき探Qクラブ
▼終活読書★四門堂
▼身体多面体茶論
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました 第2弾
こまつ座「戦後”命”の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
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【本楼紹介】世界一大きな躙り口?井戸のような書棚空間「井寸房」
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イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
コメント
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2025-07-15
草むらで翅を響かせるマツムシ。東京都日野市にて。
「チン・チロリン」の虫の音は、「当日は私たちのことにも触れてくださいね」との呼びかけにも聴こえるし、「もうすぐ締め切り!」とのアラートにも聞こえてくる。
2025-07-13
『野望の王国』原作:雁屋哲、作画:由起賢二
セカイ系が猖獗を極める以前、世界征服とはこういうものだった!
目標は自らが世界最高の権力者となり、理想の王国を築くこと。ただそれだけ。あとはただひたすら死闘に次ぐ死闘!そして足掛け六年、全28巻費やして達成したのは、ようやく一地方都市の制圧だけだった。世界征服までの道のりはあまりにも長い!
2025-07-08
結婚飛行のために巣内から出てきたヤマトシロアリの羽アリたち。
配信の中で触れられているのはハチ目アリ科の一種と思われるが、こちらはゴキブリ目。
昆虫の複数の分類群で、祭りのアーキタイプが平行進化している。