発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!そのなかからエディスト編集部メンバーが厳選した、もう一度読みたい注目の”今月の推しキジ” をお届けしています。
今回は、9月に公開された記事の中から選ばれた記事をご紹介します。気になった記事をぜひ読んでみてください。
では、9月の推しキジ、発表~です!!
【追悼】松岡さんの面影は、私たちの〈創〉を刺激し続けただろう(大澤真幸)
松岡校長の訃報から9月14日第84回感門之盟開催までの間、遊刊エディストでは毎日追悼記事が公開されました。
編集学校メンバーへのディレクションやエピソードの隅々に校長の面影が感じられ、〈たくさんの校長〉と出会いなおしている思いがしました。驚いたのはISIS co-missionやゲスト講師の方が綴る松岡さんとの初めての出会い。若くして、松岡さんからプロジェクトメンバーに声をかけられた、というエピソードが少なからずありました。その一つとしてISIS co-mission大澤真幸さんによる追悼記事が強く印象に残りました。新しい才能とともに一緒にコトを興していく。編集学校の背骨にあることを追悼記事から改めて教えてもらった気がしました。── 後藤 由加里
ー 応援ファンファーレでPick!
第84回感門之盟】「25周年番期同門祭」Day1 公開記事総覧
25周年を迎えるイシス編集学校の大イベント「25周年番期同門祭」が、2日間にわたりイノベーションセンターnetone valleyで開催。今回の感門之盟はリアルのみかつ定員で申込が締め切られたため、「参加したかった」「どんな様子だったのか」が気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、エディストのリアルイベントをスクープするJUSTライターのみなさんを中心にライティングされた記事を一覧でご覧いただけます。ご参加できなかった方はこちらで当日の会場の様子などをイメージいただけたら嬉しいです。 ──上杉 公志
3 チーム渦・角山’s 推しキジ!
─ JUST記者の編集力を発見でPick!
⦿教室風景を重ねて贈る――53[守]先達文庫【84感門】
先の大感門では、感門団、黒膜衆といった縁の下ロールが会を特別なものにしていたが、同様に活躍していたのがJUST記者の皆さんだ。瞬時に放つ、という制約の中でどこをどう切り取るか。どんな情報を付加するか。どう面白くするか。中でも米田奈穂記者の奮闘ぶりが印象的だった。例えばこの「先達文庫」記事。先達文庫を紹介すれば事足りる。だが米田記者は、先達文庫のそもそもをたどり、[守]の関係者に取材を重ね、ただの紹介記事以上のものに仕上げた。あの短時間で! 感門JUST記事は“編集の見本市”だった。 ──角山 祥道
ISIS 25周年師範代リレー [第48期 畑本ヒロノブ 深掘りをつづける編集工学の継続者]
マツコ’s Plus ONE! 🐶
畑本ヒロノブが手掛けた、突入レポート<特報>、3連発!!!
ホップ: <特報>モノに宿るタイムマシン機能に気づこう!(国際シンポジウムの記念講演)
以上、2024年9月の記事から、エディスト編集部の”イチ推し” を厳選してお届けしました。
みなさんのオシは、見つかりましたか?
さあ、次に選ばれるのは、あなたの記事かもしれない!
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エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
編集部が選ぶ2025年5月に公開した注目のイチオシ記事9選+α
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。見逃した方はぜひこちらの記事でキャッチアップを。 今回は、2025年5月に公開さ […]
田中優子の酒上夕書斎|第二夕『S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析』ロラン・バルト(2025年6月24日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
田中優子の酒上夕書斎|第一夕『普賢』石川淳(2025年5月27日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
コメント
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。