発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。
5月のDo-Sayをお届けします。
コースの開講も多数、イベントも多数。ぜひご自身が参加できる機会を見つけて、編集的日常を手に入れてみませんか?
では、今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
※基本コース[守]は、ただいま最終募集を受け付けています。お申し込みはお急ぎください!
(今月のカバー写真は、5月のアイテム「アイスクリーム」。5/9はアイスクリームの日。)
編集コーチ養成コースISIS花伝所では、道場で師範の指導を受けながら、編集力を身につけるための5つのMを徹底的に鍛錬する。開講日には全員が集う入伝式が行われる。
▶ 関連情報 松岡正剛が語る「師範代になるための5つの条件」(40[花]入伝式)
▶ 関連情報 43[花]習いながら私から出る-花伝所が見た「あやかり編集力」-(179回伝習座)
▶ 関連情報 位置について、カマエ用意─43[花]ガイダンス
2025年5月11日(日)ISISフェスタ四門堂/本楼
多読アレゴリア【終活読書★四門堂】によるイベント。豪徳寺赤堤のISIS館本楼において、この空間を現世にあらわしてくれた松岡正剛を偲び、花と歌を手向ける「花歌果の戒(かかかのかい)」を開催。
▶ 関連情報 【多読アレゴリア:終活読書★四門堂】春の門は花と詩がいっぱい!
▶ 関連情報 【多読アレゴリアTV YouTube配信】多読アレゴリアのテ・リーグ、ト・リーグ?冊匠が語る多読の魅力(youtube)
2025年5月12日(月)第55期[守] 開講
基本コース[守]が開講。情報編集にまつわる38の型を学ぶ4か月をお楽しみください。
まだ間に合う!お申込はこちら
▶関連情報 春風に、決意を纏う――55[守]纏界式
▶関連情報 型を使って世界を動かす!~55[守]創守座~
▶関連情報 回答に触発され、創発へと向かえ ―54[守]創守座―
2025年5月18日(日) 多読アレゴリア 工冊會
イシス編集学校の新しいクラブ型「多読アレゴリア」の指南役が一堂に会して研鑽。
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2025年5月18日(日) 第53期[破] 選評会議
[破]で開催される「アリスとテレス賞」(AT賞)の選評会議を開催。
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2025年5月22日(木) ISIS FESTA SP多読アレゴリア・武邑光裕篇 「記憶の地図と書物の新世紀」
[多読アレゴリア] OUTLYING CLUBを率いる武邑光裕が登壇するISIS Festa開催。ヴァールブルクの生涯と彼の未完の図像プロジェクト「ムネモシュネアトラス」を交えがら、記憶をめぐる変革期にある現代、そして未来がどこへ向かうのかを語る。
詳細・お申込:以下の記事をご覧ください
【5月22日参加募集中!】ISIS FESTA SP多読アレゴリア・武邑光裕篇 「記憶の地図と書物の新世紀」~21世紀のアルスとムネモシュネアトラスへ~
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2025年5月24日(土) 第54期[破] 破天講 開催
次回応用コース[破]の開講を控える指導陣たちが一堂に会して行う研鑽会が開催される。
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2025年5月25日(日) 日本哲学シリーズ輪読座 新シーズン 第2輪
図解で古典を読み解く輪読座、この4月から新シーズンがスタート。今回は『古今和歌集』『新古今和歌集』両読み!
詳細・お申込はこちら
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過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のス […]
編集部が選ぶ2025年5月に公開した注目のイチオシ記事9選+α
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。見逃した方はぜひこちらの記事でキャッチアップを。 今回は、2025年5月に公開さ […]
田中優子の酒上夕書斎|第二夕『S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析』ロラン・バルト(2025年6月24日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
田中優子の酒上夕書斎|第一夕『普賢』石川淳(2025年5月27日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら語 […]
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。